ビッグボスの初勝利はまたお預けも清宮幸太郎の“覚醒”に喜び「4番でいったろうかなと思って」
◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク6-3日本ハム(26日、PayPayドーム)
9回2アウト1、3塁の場面で日本ハムはソフトバンクの守護神、森唯斗投手を引きずり出します。
スコアは3-6とソフトバンクがリード。郡拓也選手がフォアボールを選び、満塁のチャンスを作ります。
ここで打席に送られたのは7年目の宇佐見真吾選手。1ボール2ストライクに追い込まれると、外角高めぎりぎりの変化球に手が出ず、見逃し三振となってしまいました。
思わず天を仰いだBIGBOSS。「宇佐見くんが、イメージではレフト方向にカキーンと行ってくれるだろうと思ってたけど、まぁね。相手も集中して点を取らないといけない所でしっかり取る。さすがです」とソフトバンクに脱帽してみせました。
この日も堀瑞輝投手に1イニングのオープナーで投げさせると、昨季、巨人を戦力外になった古川侑利投手。その後、河野竜生投手、望月大希投手、そして長谷川威展投手と5人の継投を行ったBIGBOSS。
「河野くんがああいう感じで(点を)取られたけど、次につながります。反省点が出たという意味で、彼も経験あるだろうしね。下を向かない。プラスに考えて。どんどんどんどん悪い面をプラスに変えて、次はそれを修正していくという野球ですね」と話し、3戦目も小刻みな継投を行うと宣言しました。
4番に据えた清宮幸太郎選手については、「何か昨日(25日)の感じ見ても4番でいったろうかなと思って。見逃し方が全然キャンプ中と違って、担当コーチが言うには、稲葉GM(に似ている)。低めのボールをしっかり見逃すし、打った後カッコイイメジャーリーガーみたいな」と賞賛の言葉を送りました。
監督初勝利はまたお預けとなったBIGBOSS。27日は吉田輝星投手が先発を務めます。