◇プロ野球・巨人契約更改（29日、都内球団事務所）

守備の要としての存在感を見せつけた門脇誠選手が約270％アップとなる3100万円で契約更改しました。

「自分自身、身が引き締まりましたし、来年もそれ以上の数字を残していこうという決意になりました」と会見で語った門脇選手。今季は前半戦、打撃で結果が出せず、苦しい思いもしましたが、「自分のスタイルを見つけることができてよかった」と苦しんだ分、得たものもあるとしました。

アップした分のお金は「自分のケア」のために使いたいと、地に足をつけた回答。「大学の時から野球につながることはやりたいと思ってきたので、お金がある分、自分にかけられるなという思いです」

いま購入しようと思っているのは足のマッサージ器。後半戦9月10月には守備で足がもたつくことが増えたと言い、「知らないうちにキテるんだな、と思って試合後のケアの仕方を変えました」とお試しで使用していた機器を購入すると決めたということです。

来季は背番号も「5」に変更され、すでに阿部慎之助監督からはポジションの確約をされている門脇選手。このオフにさらに体を強くして、「打率3割、出塁率4割、フォアボールをチームで一番とる。ゴールデングラブ賞を目標にしたい」と意気込みました。