プロ野球・巨人の戸郷翔征投手が9日、宮崎・延岡市の母校・聖心ウルスラ学園での自主トレーニングを公開し、報道陣の取材に応じました。

育成の笠島尚樹投手、森本哲星投手らを率いて、ピラティス要素を含んだコンディショントレーニング、ランニングやキャッチボールなど新年始めから精力的に練習を行った戸郷投手。プロ6年目となる今季、指揮をとる阿部慎之助監督からすでに開幕投手に指名され、エースとして期待されています。

今季の目標については「今年はMVPを狙って、チームとしても日本一にならないといけない」と力強く語りました。

昨季目標の“沢村賞”から“MVP”へ目標が変化したことについては「MVPはチームが優勝することで近づくと思う。個人の成績は後からついてくると思って、チームのために腕を振り続けたいです」と“エース”としての自覚をにじませました。

また、取材に応じた後には報道陣に軽食を準備するなど、細やかな気配りも忘れない戸郷投手。さらなる飛躍が期待されます。