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巨人・坂本勇人「野球をやっていて初めて思った」サードとショートを守り感じたことは

2023年9月29日 5:59
巨人・坂本勇人「野球をやっていて初めて思った」サードとショートを守り感じたことは
サードを守る巨人の坂本勇人選手(画像:日テレジータス)
プロ野球巨人坂本勇人選手が25日、CS日テレジータスで放送された『超ジャイアンツ』にインタビュー出演しました。

ショートとして5度のゴールデン・グラブ賞に輝き、その守備力に定評がある坂本選手。今季は9月7日のヤクルト戦でプロ入り後初となる「サード」でスタメン出場し、その後の試合全てサードとして起用されています。

このコンバートについて話があったのは、サードとしてスタメン出場する1週間ほど前の8月31日。岐阜の長良川球場でした。「(原辰徳)監督から(サードの)準備だけ軽くしておいてくれと言われました。ノックだけですが、練習は軽くしながら。いつかそういう時が来るというのは自覚していました。シーズン中だったので少しさされましたが、なんとかやりながら、練習しながらやれていますね」

ショートとサードの違いについては「(打者との)距離も全然違いますし、実際に試合になると、角度も想像以上に感じました。これはちょっと苦労するかなと今も思っています。距離が短い分、あんまり考える時間が少ないですね、瞬時の判断で」とする一方で、「運動量的には動かないことが多いんで、そこは全然違うなと思います。あまり足も動かしたりしないですし、足の張りはやっぱりサードの方が楽かなと思います」と語りました。

また、現在はショートで使っていたグラブをそのまま使用しているという坂本選手。「守れば守るほど、少し大きい方がいいなと。野球をやっていて初めて思いましたね、グラブ大きい方が良いなって」と変更も視野に入れているようです。

打撃では、昨年度は打率.286ながら5本塁打、33打点に沈んだ坂本選手。「このままホームラン打てなくなるかな」と、不安もあったそうです。それでも今季はここまで打率.292、22本塁打、60打点と奮起し、24日には通算1000打点も達成しました。

「今年20本打てたということは自信にして。強く振らなくてもホームランを打てるなというのが、今年また思えたことなんで。来年どうなるかは分からないですが、そこはテーマとしてまたオフやりたいと思います」とプロ18年目を迎える来季の自分へ期待を込めました。

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