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【巨人】“右足首の柔軟性” 大勢がさらなる進化へのポイント語る

2023年2月6日 16:32
【巨人】“右足首の柔軟性” 大勢がさらなる進化へのポイント語る
巨人・大勢投手
2022年シーズンのセ・リーグ新人王、巨人の大勢投手に日本テレビが単独インタビュー。WBC公式球への対策や、トレーニングで意識しているという"右足首の柔軟性"について話を伺いました。

大勢投手は1年目の昨季、巨人の守護神を任されると、最速159キロのストレートを武器に、新人最多タイ37セーブの活躍で新人王を獲得。WBCの日本代表にも選ばれました。

代表選出について大勢投手は「昔から憧れていたユニホームだったので興奮しました。(栗山監督から)『大事な場面で投げてもらうから』と言われました。どのポジションになってもプレッシャーはあると思うので、任された仕事をするためにしっかり準備しないといけない」と意気込んでいます。

WBCでは日本のボールよりも滑ると言われるボールを使用します。これには「NPB球を投げる時のイメージと違う落ち方をすることがよくあります。滑ったり、ボールによって縫い目の広さが全然違う」と感触の違いを実感している様子。

1月の自主トレでは、投げるたびに滑り止めのロジンをつけていた大勢投手。そこにはある選手のアドバイスがあったと言います。

大勢「菅野さんだったり、WBC、国際試合を経験している方から、滑らない方法とか、いろいろなアドバイスをいただいて、いろいろ試しながらやっています」

さらに滑り止めにも違いがあるそうで、「ロジンが日本のとは違って粘着力が高い。手が開かないくらい付くので、自分の最大限のパフォーマンスをする調整は難しいと思います」と語ります。

■右足の柔軟性→低い位置から浮き上がるボール

大勢投手と言えば、朝5時から始まる自主トレ、不安定な板の上でバランスをとりながら190キロの重さでスクワットする姿が話題となりました。

早い時間からトレーニングをすることについて「1つは、朝イチは一番体のズレが分かるので、起きてすぐストレッチからしっかり始めて体を整えながら。あとは自分が投げている状況がプレッシャーのかかる場面なので、朝早くから起きて自分にプレッシャーを与えながらやる意味でやっていました」と、その理由を話しました。

特に意識していた部分については「一番は右の足首の可動域を広げること。下からあおっていくようなボールを投げたくて、右足首の可動域を出すことで、もっと下からあおっていくようなピッチングができる」とさらなる進化に向け模索している大勢投手。

右足首を柔らかくすることで、体をより深く沈み込ませ、低い位置から浮き上がるようなボールを投げることができると言います。

さらに4日の練習では、左足を上げると当時に右ひざを曲げる新しいフォームで投球。より軸足に体重を乗せるフォームを試していました。

3月に開幕するWBCへは「すごいメンバーが集まっているので注目されると思う。見ていてワクワクするピッチングを披露できたら良いなと思います」と語りました。

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