◇練習試合 東京ガス6-3ヤクルト（8日、神宮球場）

史上最年少で三冠王を獲得したヤクルトの村上宗隆選手が8日、神宮球場で東京ガスとの練習試合に出場し、強烈なライト前ヒットを放ちました。

この試合、4番・サードでスタメン出場した村上選手。初回の第1打席では、今年のドラフト候補で東京ガスの先発・益田武尚投手と対戦。フルカウントまでもつれ込むも最後は空振り三振。悔しそうな表情を浮かべてベンチに戻ります。

その後3回に迎えた第2打席では、益田投手の初球を捉えると、ライト前へ強烈なヒットを放った村上選手。3回終了後に交代し、村上選手はこの日2打席で終えるも、12日から始まるクライマックスシリーズファイナルステージへ向けて順調な調整ぶりを見せました。

試合後高津臣吾監督は村上選手の状態について「悪い状態ではないと思う。練習もすごくいいし、少し間隔をあけて心も体もリフレッシュしてという時間にあてた。調整はできたのかな」と語りました。

試合は6-3で東京ガスがヤクルトに勝利しています。