北京五輪で日本カーリング史上初の銀メダルを獲得した女子日本代表ロコ・ソラ-レ。

試合後の会見では、サード・吉田知那美選手が北京オリンピック直前のカナダ合宿で同代表理事の本橋麻里さんから「誰もメダルが欲しいなんて応援していない。みんなロコ・ソラ-レのカーリングを見たいから応援しているんだよ」とエールを送られたことを話していました。

今大会、メダル獲得を気にする瞬間もあったそうですが、「この言葉があったから自分のプレーに集中できた」と言います。

21日、オンライン取材に応じた本橋麻里さんは、「本心で言いました」と発言。

五輪前、吉田選手はオミクロン株の流行で国外への往来も難しい中、オリンピック開催地・北京へ行けるか不安抱えていたことを本橋さんに吐露。

それに対し本橋さんは「コロナ禍でのオリンピック開催は今後経験することはないし、その中でコロナにかからずに選手村に入り、日本に帰国することだけで十分。(2018年)平昌五輪を経て、また五輪の舞台に戻ってこれるだけですごい幸せなんだ」と答えたと明かしました。

最後は「誰もメダルが欲しいなんて応援していない。みんなロコ・ソラ-レのカーリングを見たいから応援しているんだよ」とエールを送ったとのこと。

メダル獲得直後には、「早くみんなに会いたいです」とコメントした本橋さん。選手たちとの再会を心待ちにしています。