日本野球機構(NPB)が11日の予告先発投手を発表しました。

注目は今シーズン初となる巨人対阪神の“伝統の一戦”。

巨人は戸郷翔征投手が今季2度目の先発を任されます。前回は自身の誕生日に登板し、6回無失点の好投で“バースデー勝利”を挙げました。チームは5連敗中と開幕早々に暗雲漂う中、戸郷投手のピッチングに期待がかかります。

その戸郷投手は昨シーズン、対阪神に好相性。7月12日の対戦では完封勝利を飾るなど、防御率は1.36をマークしました。

戸郷投手は「先発としてチームを勝ちに結びつけられるよう投球したいと思います」とコメントしています。

一方、阪神先発は西勇輝投手。前回登板は、7回途中3失点とまずまずの成績。リードしたままマウンドを降りましたが、後続のピッチャーが同点に追いつかれ勝利とはなりませんでした。

西投手も昨シーズンは巨人に強さを見せ、完封勝利を挙げるなど2勝1敗、防御率0.90をマーク。

今年も相性の良さを発揮するか注目です。

◇去年の対戦成績

戸郷翔征 対阪神
5試合 2勝1敗（1完封） 防御率1.36

西勇輝 対巨人
4試合 2勝1敗（1完封） 防御率0.90