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阪神 9安打も打線振るわず今季初の引き分け 先発・才木浩人は自己最多11奪三振の快投 次カードは今季初伝統の巨人戦

2023年4月9日 19:03
阪神 9安打も打線振るわず今季初の引き分け 先発・才木浩人は自己最多11奪三振の快投 次カードは今季初伝統の巨人戦
プロ野球セ・リーグ 阪神1ー1ヤクルト(9日、甲子園球場)

本拠地・甲子園球場で連勝を目指す阪神は9日、ヤクルトと対戦。1-1のまま延長戦に突入した激戦は11回、一打サヨナラのチャンスを作るも、打線が振るわず。今季初の引き分けに終わりました。

阪神の先発は2日のDeNA戦で好投を見せた才木浩人投手。この試合も快投を見せます。初回、3者連続三振と抜群の立ち上がりを見せると、6回までに10奪三振をマークします。

1点をリードした7回、1アウトからヤクルト・中村悠平選手にライト前ヒットを許すとその後、2アウト1、2塁のピンチでヤクルトの代打・川端慎吾選手との対決。2ボール1ストライクで迎えた4球目、インコースのストレートを捉えられ、タイムリーヒットとなり同点に追いつかれました。

才木投手は7回114球を投げ、5安打1失点、自己最多となる11奪三振という成績でした。

その後、阪神は8回と9回にランナーを2塁まで出しますが、ヤクルトの継投を打ち崩すことができず。試合は1-1のまま延長戦へ突入。

延長11回、1アウトランナーなしの場面から木浪聖也選手がヤクルト・小澤怜史投手からライトへの2ベースヒットで出塁。今季初の猛打賞となるヒットでサヨナラのチャンスを作ります。その後1、2塁とチャンスを広げ、1日のDeNA戦でサヨナラタイムリーを放っている近本光司選手。2球目、アウトコースのストレートを打った打球は力なくショート方面へ。ダブルプレーに終わり、球場からはため息がこぼれます。

9安打を記録しながら決定打のなかった阪神は引き分けに終わりました。両リーグ合わせて今季初の引き分けです。

阪神は11日から今季初となる巨人との伝統の一戦に臨みます。