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【予告先発】首位攻防戦初戦 広島は3年間巨人負けなしの森下暢仁 巨人はリーグトップ13勝・菅野智之 “鬼門”攻略なるか

2024年9月10日 5:31
【予告先発】首位攻防戦初戦 広島は3年間巨人負けなしの森下暢仁 巨人はリーグトップ13勝・菅野智之 “鬼門”攻略なるか
(左から)広島・森下暢仁投手と巨人・菅野智之投手(写真:時事)
プロ野球セ・リーグ 広島-巨人(10日、マツダスタジアム)

現在ゲーム差わずか「1」で首位争いを繰り広げる1位の巨人と2位・広島の3連戦が10日から広島の本拠地・マツダスタジアムで幕を開けます。

“首位攻防戦”となる今カードの初戦、その予告先発が9日に発表されました。

本拠地で巨人を迎え撃つ広島の先発は森下暢仁投手です。今季は19試合に先発登板し10勝6敗と2年ぶりの2ケタ勝利をすでにマーク。防御率もここまでルーキーイヤーの1.91に次ぐ1.94を記録しています。特筆すべきは巨人との相性。今季ここまで対戦チーム別最多4試合に先発し、2勝0敗といまだ負けなし。さらに22年シーズンから10戦負けなしと抜群の相性を誇ります。

広島はこの初戦を制すれば、勝率の差で首位に返り咲くことができるため、“巨人キラー”の森下投手の好投に期待したいところです。

対する巨人の先発はリーグトップ13勝の菅野智之投手です。曜日別で今季は主に日曜日に先発していましたが、中9日ではじめて火曜日の先発マウンドにあがります。広島と今季対戦したのは1試合のみ。6月30日に東京ドームで行われた試合で6回途中6安打1失点と好投を見せ、白星をあげていました。

一方で、今季マツダスタジアムで行われた広島戦では、巨人が1勝4敗2引き分けと大きく負け越しており、非常に相性が悪い球場といえます。同一カードは残り6試合となっていますが、すべてマツダスタジアムで開催。“鬼門”をいかに攻略するかが、リーグ優勝への鍵となりそうです。