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「『いったい誰なんだ』と思ったら自分だった」と笑顔 東京五輪競泳代表・水沼尚輝 100mバタで日本新記録

2022年3月5日 20:49
「『いったい誰なんだ』と思ったら自分だった」と笑顔 東京五輪競泳代表・水沼尚輝 100mバタで日本新記録
バタフライ100mで日本新記録を樹立した水沼尚輝選手 (写真:松尾/アフロスポーツ)
競泳・国際大会日本代表選手選考会最終日(5日、東京辰巳国際水泳場)

東京五輪代表の水沼尚輝選手が男子100mバタフライでこれまでの51秒00を0.14秒更新する、50秒86のタイムで日本新記録を樹立しました。

「うまく練習を積めておらず、決勝でタイムを出すことに集中した」という水沼選手は予選を全体7位で通過。決勝は1レーンと端からのスタートとなりました。

「(予選の)タイムが悪かったので、なおさら自分自身のレースをしようというトリガーになった。だから、日本記録につながったんじゃないかなと思います」と話した水沼選手。

フィニッシュし、日本新記録のアナウンスがあったときに「いったい誰なんだ?」と思ったそうです。

「泳いでいる感覚としては51秒頭かなと。『いったい誰なんだ』と思ったら自分だった」

水沼選手の次の目標はアジア記録である50秒39。6月に行われる世界選手権でも記録更新を狙います。

「まずしっかりと開催されることを望まないといけないので、感染予防を徹底する。さらにコンディション高めていければなと思います」
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