プロ野球・巨人の西舘勇陽投手が16日、ジャイアンツ球場での自主トレを公開し今季の意気込みを語りました。

ここまで順調に体を仕上げてきている西舘投手。ジャイアンツ球場で自主トレーニングを行う理由は「12月の最後の方まで投げていたので、技術的なところというよりかはフィジカルの方だったりとかをメインとしてやろうと思っていて、それで自分まだ寮にいますし、ここでやるのが1番良いかなって思います」とコメント。

自主トレの課題については「今はフォームを固めるところが1番だと思っていますし、他の人にどうこう教わるってよりかは、まず今までファームとかで教わってきたことをそのまま継続してやってくのが1番大事かなと思っています」と説明しました。

今までとトレーニングで意識するポイントを変更した西舘投手。「今まではボールの軌道だったりとかっていうのをずっと意識してやっていて、リリースポイントからどれだけキャッチャーが構えているところに向かって一直線でっていうふうにやっていたんですけど、そこをシーズン終わってできるだけ弧を描いて投げられるようにってコーチに言われて、ウインターリーグだったりとかそういうところをやっていました」と明かしました。

西舘投手は今年の目標を漢字一字で「回」と表現。その理由を「開幕ローテーションに入ることが1番の目標ですし、先発としてまだ自分は実績もないですし、ファームでもまだ半年しかやっていないので、1年間通して先発として回り続けるっていうところと、イニング数で100回(イニング)ってところを目標にしているので、そういう意味で回るっていう字です」と明かし、来季の目標を掲げました。