ボクシングのWBC＆WBA世界ライトフライ級2団体統一王者・寺地拳四朗選手が2日、京口紘人選手との統一戦から一夜明け、東京・練馬区内のジムで会見を行いました。

「結構大変な試合だった、京口選手も強くて。(実感は)そこまでまだない。ずーっとふわっとしてる感じ。お祝いのラインがたくさんきて、ほっとするのが大きいですね」

10年ぶりとなった日本人王者同士の世界王座統一戦、反響も大きかったそうで「（メッセージが)300件くらいきましたね。昨日寝ずに返したんですけど、返したらまた返ってくるし、まだ返しきれてないです」と笑いながらコメントしました。

「注目度も高かったので大きい仕事したなと。また大きい試合やりたいですね。見てる方も楽しんでもらえたのは自分でもうれしいです」と納得の表情。

今後については、前夜に岩田翔吉選手に勝利し2度目の防衛を果たしたWBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス選手との3団体統一戦にも意欲を示しました。

「試合後ゴンサレスとしゃべって『やろうよ』みたいなやりとりあったので、実現したらうれしいですね」
「ベルト増えたらプレッシャーは大きくなるから大変だと思いますけど、そこで勝つのが強いチャンピオンなので自信持って仕上げていきたい」

6月にノニト・ドネア選手を倒した井上尚弥選手に続く、3団体王座統一に期待がかかります。