文化庁“統一教会”への「質問権」で専門家会議 行使の基準などを設定
いわゆる「統一教会」をめぐる問題で、文化庁で、宗教法人法に基づく「質問権」について行使の基準などを設定するための専門家会議が始まりました。
これまでに「質問権」が使われた例はなく、文化庁が設置して25日、初会合が行われている専門家会議で、行使する場合の基本的な考え方や基準などが検討されます。
専門家会議は数回行われる見通しで、基準が設定されたのち、宗教法人審議会で宗教法人「世界平和統一家庭連合」いわゆる「統一教会」に対し質問権を行使するのかも含め、調査に関する質問案などの話し合いが行われる予定です。
来月8日に行う次の会議で一定の方向性を共有する方針で、永岡文科大臣は質問権の行使について「年内のできる限り早いうちにできるように進めて行く」としています。