【箱根駅伝】1区から注目 駒澤大は驚異の21区間連続1位でタスキ渡し中 順天堂大は三浦龍司、中央大は溜池一太を登録
新春を告げる箱根駅伝が、1月2・3日に東京箱根間で繰り広げられます。
今大会は、第100回目の節目となる記念大会のため、全23校が出場。連覇のかかる駒澤大学は、今季も出雲駅伝、全日本大学駅伝を制し、史上初となる2年連続の学生駅伝三冠に王手をかけています。
そんな駒澤大学は、もう一つ継続している記録、「連続トップのタスキ渡し」に注目です。
駒澤大学は、前回大会の4区以降、21区間連続トップでタスキ渡しをしています。その4区を走ったのは、当時3年生で現在は主将を務める鈴木芽吹選手でした。
2位でタスキをもらうと、序盤から1位の中央大学・吉居駿恭選手をとらえます。終盤は、青山学院大学の太田蒼生選手とデッドヒートを繰り広げ、中継所目前で抜きさり、見事に1位でタスキをつなぎました。以降も全選手が区間5位内で走るなど、駒澤大学のタスキ渡しは、21区間連続トップを継続しています。
このまま連続トップが続くのか。他大学が阻止するのか。
注目の1区では、駒澤大学は4年生の白鳥哲汰選手を1区に登録。白鳥選手は、1年生のときに1区を走り区間15位。2年生のときは7区で区間10位でした。
前回大会2位の中央大学は、2年連続で溜池一太選手を配置。前回大会は区間4位、出雲駅伝や全日本大学駅伝は、1区ではありませんでしたが、それぞれ区間3位の走りでチームに貢献しています。
また、3000メートル障害でオリンピックや世界選手権の日の丸を背負う、順天堂大の三浦龍司選手が、最終学年で1年生の時以来の1区へ。
2年ぶりの王座奪還を目指す青山学院大学は、全日本大学駅伝でも快走した荒巻朋熙選手を登録しました。
当日のエントリー変更では、各大学さらに実力者を投入することも考えられます。1区のタスキ渡しの瞬間は、どんな展開になっているのでしょうか。