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「全員で戦う」短期決戦で三浦監督がくり返した言葉 DeNAの勝利を決定づけた牧秀悟の3ラン…生んだのは仲間の助言

2024年11月1日 17:30
「全員で戦う」短期決戦で三浦監督がくり返した言葉 DeNAの勝利を決定づけた牧秀悟の3ラン…生んだのは仲間の助言
3ランを放った牧秀悟選手とハイタッチをする三浦大輔監督【写真:時事】
プロ野球日本シリーズ第5戦 DeNA7-0ソフトバンク(31日、みずほPayPayドーム)

DeNAが日本シリーズ第5戦に完封勝利し、敵地で3連勝。日本一に王手をかけました。

この日、DeNAは3回に筒香嘉智選手のタイムリーで1点を先制。しかし強打者が並ぶソフトバンク打線もそれまで幾度となく得点圏にランナーを進めていました。リードを広げたい4回、桑原将志選手と梶原昂希選手が出塁すると、ここまで2試合連続無安打となっていた牧秀悟選手が3ランホームランを放ち、DeNAが4点のリード。これが試合を決定づけました。

試合後、牧選手は3ランについて「いい形で打てましたし、その前にクワさんとカジがチャンスをつくってくれたんで思い切っていくことができました」と振り返り、「(シリーズ1号)狙ってなかったですし、打てたことにホッとしています。なかなかヒットも打ててなかったので、こういう形でチームに貢献できてよかったです」と振り返りました。

この試合の前、牧選手は伊藤光選手や知野直人選手にアドバイスをもらっていたそう。「『呼吸を大事にした方がいいよ』とか『慌ててるように見えるよ』とか、映像を見て状態悪いところを言ってくれる。そのおかげでスッキリした気持ちで打席に入れました。(知野選手は)同級生なのでズバっと悪いところを言ってくれる、それが本当に結果に直結してる、ありがたいです」と牧選手は仲間の存在について語ります。伊藤選手は日本シリーズの出場資格者名簿に名を連ねることはなく、知野選手は福岡での戦いでベンチ入りをすることはありませんでしたが、さまざまな形でチームを支えています。

クライマックスシリーズから三浦大輔監督がくり返していた「全員で戦う」「チーム一丸となって勝つ」といった言葉。その言葉通り、DeNAはチーム一丸となって日本一を目指し戦い続けています。
最終更新日:2024年11月1日 17:49