◇プロ野球　巨人春季キャンプ　練習試合　巨人-キューバ(22日、沖縄)

22日、巨人は今季初の対外試合となるWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）キューバ代表との練習試合を行い、フォスター・グリフィン投手が実戦デビュー。先発で2回無失点の好投をみせました。

今季からチームに加入した左腕のグリフィン投手は、初回から打たせて取るテンポのよいピッチングを披露。2アウトからは元ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル選手と対戦します。

0ストライク2ボールから2球連続のカットボールでグラシアル選手を追い込むと、5球目に高めの150キロのストレートで空振り三振を奪います。この初回の投球には、解説の元巨人・清水隆行さんも「最初の対外試合とは思えないくらいの、素晴らしい入り。まっすぐの強さもあるし、変化球の制球もいい」と絶賛します。

続く2回にはフォアボールを1つ出すも、後続を抑えて無失点でマウンドを降りたグリフィン投手。登板後には「変化球を早いカウントで投げようと考えていた。カットボールもチェンジアップも、自分の満足いく変化をしたと思います」と自身の投球を振り返ります。

次の実戦へ向けて「おそらく、次回はNPBのチームと初対戦になる。より日本の野球に慣れていけるのかなと思っています」と表情を引き締めてコメントしました。