×

【ドラフト会議】DeNA1位指名の度会隆輝 “父超え”誓うも父・博文さんは「目標をもうちょっと高く」

2023年10月27日 5:10
【ドラフト会議】DeNA1位指名の度会隆輝 “父超え”誓うも父・博文さんは「目標をもうちょっと高く」
DeNAから1位指名を受けた度会隆輝選手(左)と父・博文さん(右)
プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(26日)

横浜高校時代に指名漏れを経験し、悔しさを糧に社会人野球ENEOSで研さんを積んだ度会隆輝選手が晴れてDeNAからドラフト1位指名を受けました。その姿をそばで見てきた元プロ野球選手の父・博文さんも息子の1位指名を喜びました。

指名直後、「『3球団から指名していただいて感謝しかないね』って。その中でDeNAさん、三浦大輔監督が引き当てたので『横浜さんでお世話になるんだな』」と度会選手へ声をかけたという父・博文さん。

「ENEOSさんに入れていただいて、3年間だったですけど、素晴らしい大久保(秀昭)監督含めスタッフや優しい先輩たちにお世話になり、どんどん成長していってるのが1年ずつ見えた3年間でした」と息子の成長を口にしました。

93年ドラフト3位でヤクルトに入団した父・博文さんは現役時代、レギュラーをつかむことはできませんでしたが複数ポジション守れるユーティリティー選手として15年に渡りプロ生活を送りました。度会選手も幼い頃に父が見せたガッツあふれる全力プレーを鮮明に覚えているといい「プロの舞台で15年間もやっているのはすごい事だと思う。憧れの存在なのでいつかはお父さんの言葉で『隆輝、俺を超えたな』と言ってもらえたら一番幸せですし、お父さんにとっても親孝行なのかなと思う」と、“父超え”を誓いました。

これに対して父・博文さんは「非常にありがたいんですけども、目標をもうちょっと高く置いてもらって、超一流プレーヤーと言われるような選手に育ってもらえればと思います」と答えました。

さらに「スタジアムでどこにいても『あそこに度会いるな』とか『度会見てたら楽しいな』とか『元気もらえるな』とか。みんなの期待に応えられる、笑顔にさせてあげられるような選手になってもらえればと思います」とエールを送りました。