◇プロ野球セ・リーグ 阪神7-0ヤクルト(29日、神宮球場)

ヤクルトを投打で圧倒し3連勝を飾った阪神。

その立役者はプロ3年目の先発・村上頌樹投手。ヤクルト打線をわずか2安打に抑える投球で8回無失点で今季2勝目を挙げました。

試合前で開幕から17イニング連続無失点を続けていた村上投手はこの試合も絶好調。ノビのあるストレートと制球力を武器に、7回まで被安打1、7奪三振の好投をみせます。

5点リードで迎えた8回、ヒットと四球で1アウト1、2塁。この試合最大のピンチを背負います。ヤクルト代打の切り札、川端慎吾選手をツーシームでレフトフライに打ち取ると、続く山田哲人選手もわずか2球で打ち取り3アウトチェンジ。

8回で降板した村上投手はこの試合でも得点を許さず。連続無失点記録は25イニングにまで伸ばしています。

ヒーローインタビューでは「(無失点記録について)こだわりはないけど、野手の皆さんが守ってくれますし、誠志郎さんが引っ張ってくれて、そのおかげで無失点が続いていると思う。これからも助けてもらおうと思ってます」と、女房役のキャッチャー坂本誠志郎選手に感謝の言葉を送っていました。