サッカー日本代表の森保一監督が4日、ヨーロッパでの1か月あまりに及ぶ活動を終え帰国。「自分たちがやるべきことをよりチームとして共有できた。W杯に向けて自信につながる活動だったと思う」と手応えを口にしました。

森保監督は日本代表の中心となる海外組の視察のため、8月24日に出国。ドイツ・ベルギー・ポルトガル・スペインなどを訪れ選手たちの状態を確認したほか、9月には日本代表を率いて強化試合2試合を戦いました。

W杯カタール大会開幕までは50日を切り、注目されるのが11月1日に発表される代表メンバー26人の行方。

選手選考について森保監督は「大体(メンバーは)固まっている。(2018年の)ロシアW杯も含めて、そこから4年間かけてチーム作りをしてきてのメンバー選考なので、改めてイチから考えるわけではない」と話しました。

また、ケガで9月の代表活動に招集されなかったFW浅野拓磨選手やDF板倉滉選手の状態については「W杯までには復帰できるだろうと聞いている」と説明。

「できればW杯本大会の事前の活動から参加してもらえるよう、その前のリーグ戦でプレーしてもらえれば。プレーできるということが確認できれば、本大会に招集する可能性はある」と間に合う見込みがあれば“ぶっつけ本番”で臨んでもらう姿勢を示しました。

史上初のW杯ベスト8入りを目指す日本代表メンバーは、11月1日に発表される予定です。