プロ野球、パ・リーグ6球団の監督会見が27日、オンライン上で行われ、2年目のシーズンを迎える日本ハム・新庄剛志監督は今シーズンの意気込みなどを語りました。

前日まで行われたオープン戦は、11勝6敗1分けと2位で終了。開幕に弾みをつけた新庄監督は、「勝ちぐせをつけるというところで、なんとかクリアして勝ちぐせをつけさせることができた」と手応えを口にしました。

今年の一歩目をどのように挑んで行くか、という質問に対しては「このチームは若い選手が多くて、平均年齢が22.5歳。エスコンフィールドもできて、若い力で優勝だけを目指してやっていきます」と意気込みました。

監督就任1年目の昨季は、BIGBOSSとして派手なパフォーマンスを披露していましたが、「今年はあまりでしゃばらないようにする。選手が主役」と、優勝にかける本気度も伝わってきます。

そして今季のキーマンには、打率.347で首位打者を獲得した松本剛選手と、俊足が持ち味の五十幡亮汰選手を挙げた新庄監督。「去年、首位打者を取った松本くんが今年もどれだけの活躍をしてくれるか。あとはセンターの五十幡くんが塁に出て、どれだけ走ってくれるかなってところがキーになる」と分析しました。

新球場のエスコンフィールドについても「世界一の球場。一度球場に試合を見に来てもらったらっわかる」と太鼓判を押し、「球場が日本一狭い。たくさんホームランとか出て、見てるファンは楽しい試合になるんじゃないかなと思います」と語りました。

日本ハムは今月30日、他カードよりも1日早く開幕を迎え、ホームで楽天と対戦します。