プロ野球・巨人の育成、富田（とみだ）龍投手が12日、同じく育成の松井颯投手と一緒に1軍の試合前練習に合流しました。

「(原辰徳監督に）『いろいろと見させてもらう』と言われました。自分の良さを見せられるように頑張ります」

翌13日には首脳陣の前でブルペン投球することが決まっているそうで、支配下契約を勝ち取る絶好のアピールチャンスです。「自分が思ってるかよりはちょっと早かったです」と語った富田投手。「まさか呼んでもらえるとは思ってなかった」と続けました。

富田投手は育成2年目。香川・高松出身で四国学院大学の卒業生です。今年の春季キャンプ前には、大学の先輩である水上由伸投手と一緒に自主トレを行い、1軍で投げるメンタルを学びました。

特に水上投手がマウンド上にいるときの姿勢が心に残ったようで「あの人、常にポジティブみたいな(感じで）自分の球投げれば抑えられるでしょ、みたいな。(僕も)そういう感じで投げてます」と明かしました。

首脳陣の前でも“先輩・水上由伸”メンタリティーで支配下への一歩を踏み出せるでしょうか。