◇プロ野球 セ・リーグ 阪神10-0中日(25日、甲子園球場)

阪神が序盤から得点を重ね、先発全員安打を放つなど大量10得点で快勝しました。

投げては先発・伊藤将司投手が毎回安打を許しながら要所を締めるピッチングで8回無失点。4勝目を挙げました。

◇以下、試合後の阪神・矢野燿大監督のインタビュー

――先発全員安打で10得点、打線についてはどう評価されますか？

「いいつながり、攻撃できたと思います。天候も難しかったですし、1点、2点入っていくと隙ができるかなと心配していたけれど、そういうこともなくずっといい攻撃ができたと思います」

――序盤で大量リード、この点については？

「今日は(中継ぎ投手の)岩崎(優)も湯浅(京己)も休ませたいなと思っていたので、打線がそういう試合を作ってくれて有利な形で、また明日臨むに対してもいい形ができたので、打線が頑張ってくれたかなと思います」

――伊藤投手が8回無失点、今日のピッチングはいかがでしたか？

「ここ最近ずっといい感じで投げてくれていますし、いつも丁寧になんとか低く、時には大胆にというピッチングを梅野(隆太郎)としっかりやってくれたと思います」

――毎回ヒットは打たれたが、特にどこが良かった？

「まっすぐが相手から逃げるボール、右バッターの逃げるボールっていうのは頭にあると思うんですけど、裏をかきながら押せたというところが大きいかなと思います」

――9回交代は本人と話しての判断？

「いえ、それはないですけど。十分仕事やってくれてますし、次回もあるので、8回でOKということで代わりました」

――6月は13勝5敗1引き分け。改めてチーム状態は？

「打線の状態も上がってきてますし、中継ぎ投手陣も豊富にいると思うので、そういうところで色んな戦い方ができる形なっていると思う。明日の相手は柳(裕也)投手といういいピッチャーなので、今日みたいに打線がなんとかつないで、投手も明日は全員で行く気持ちで行きたいと思います」