ドジャースの大谷翔平選手が1日、囲み取材で自身の結婚について報告しました。

記者から、将来子どもがほしいか聞かれた大谷選手は「もちろんそうなればいいですけど」としながらも、「自分以外のことは言うとかなわない気がするので、あまり言いたくない」と答えました。

大谷選手といえば、9×9のマス目に、自身の目標達成のために必要な要素を書いた『目標設定シート』が有名。

学生時代のものでは、中心に“ドラ1 8球団”を掲げ、そのために必要な要素として体づくりやコントロール、160キロといった競技面だけでなく、メンタルや人間性、運を記しています。さらにその周りには、各観点で求められる数値目標や定性目標を定めるなど、自身の最終目標に対して真摯にひたむきに向き合う姿勢がうかがえます。

プロ入り後も他の選手から驚かれるような食事やトレーニングを重ね、世界一の野球選手への歩みを続けています。

目標に対して適切に、実直にアプローチしていく、その大谷選手が、「子どもがほしいか」という質問に対し、「自分以外のことは言うとかなわない気がするので、あまり言いたくない」と答えたことに関しては、自分の意思や努力でかなえられるものとそうでないものの線引きがしっかりあり、ご夫人にプレッシャーをかけたくないという優しさが表れていた瞬間ではないでしょうか。

この発言には「相手の立場に立てる大人だなぁ」、「子どもは授かりものだもんね」、「優しさってこういうことなんだろうな」など、大谷選手を称賛する声が上がっています。