「どんな順位でも優勝のゴールテープを切る」名城大のキャプテン増渕が東京を11度目Vへ導く 直前の全日本は走れず燃えた
東京のアンカーを務めた名城大の増渕選手(写真:時事)※写真は昨年の全日本大学女子駅伝
◇第38回東日本女子駅伝(12日、福島市内・全9区間42.195キロ)
東京の歓喜の輪の中にいたのは、10キロの最長区間、最終9区で快走した名城大4年の増渕祐香選手でした。
トップと28秒差の2位でタスキを受け取ると、4キロ付近で先頭をとらえます。増渕選手は、その後一気に引き離し、福島の石井寿美選手(シスメックス)と並び、33分01秒の記録で区間賞をマーク。東京の2年連続となる最終9区での逆転劇を演出し、11度目の大会制覇をもたらしました。
「どんな順位でもらっても、優勝のゴールテープを切るっていう思いで走ったので、すごくうれしい」
インタビューでは、充実した表情をみせます。
駅伝の強豪、名城大キャプテン。それでも今季は苦しい道のりでした。先月、チームが7連覇を達成した全日本大学女子駅伝では、直前のオーダー発表で外れ補欠。過去3年連続区間賞を獲得していましたが、今年は3年生以下で臨んだチームの歓喜を見届けました。
「全日本大学女子駅伝に出場できなかった悔しい思いがあったので、その分この東日本では気持ちをぶつけるという思いで走りました」
昨年は、女子マラソン日本歴代2位の記録を持つ新谷仁美選手がアンカーを務め、約1分差を逆転し優勝。今大会は、アンカーの重責を見事に果たしました。
東京の歓喜の輪の中にいたのは、10キロの最長区間、最終9区で快走した名城大4年の増渕祐香選手でした。
トップと28秒差の2位でタスキを受け取ると、4キロ付近で先頭をとらえます。増渕選手は、その後一気に引き離し、福島の石井寿美選手(シスメックス)と並び、33分01秒の記録で区間賞をマーク。東京の2年連続となる最終9区での逆転劇を演出し、11度目の大会制覇をもたらしました。
「どんな順位でもらっても、優勝のゴールテープを切るっていう思いで走ったので、すごくうれしい」
インタビューでは、充実した表情をみせます。
駅伝の強豪、名城大キャプテン。それでも今季は苦しい道のりでした。先月、チームが7連覇を達成した全日本大学女子駅伝では、直前のオーダー発表で外れ補欠。過去3年連続区間賞を獲得していましたが、今年は3年生以下で臨んだチームの歓喜を見届けました。
「全日本大学女子駅伝に出場できなかった悔しい思いがあったので、その分この東日本では気持ちをぶつけるという思いで走りました」
昨年は、女子マラソン日本歴代2位の記録を持つ新谷仁美選手がアンカーを務め、約1分差を逆転し優勝。今大会は、アンカーの重責を見事に果たしました。