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ファジアーノ岡山が初のJ1切符 敗れたベガルタ仙台は4年ぶり復帰ならず

2024年12月7日 15:44
ファジアーノ岡山が初のJ1切符 敗れたベガルタ仙台は4年ぶり復帰ならず
ファジアーノ岡山がJ1昇格を決める
◇サッカー・J1昇格プレーオフ決勝 ファジアーノ岡山2-0ベガルタ仙台(7日、シティライトスタジアム)

来季のJ1昇格への最後の1枠を懸けたプレーオフの決勝が7日に行われ、ファジアーノ岡山がベガルタ仙台に2-0で勝利。岡山がクラブ初となるJ1の切符をつかみました。

準決勝を共に上位チームを破る、“下克上”で勝ち上がったリーグ5位の岡山が、同6位の仙台をホームで迎える一戦。岡山は引き分け以上、仙台は勝利が昇格の条件でした。

スコアが動いたのは前半20分。ゴール前の混戦でのこぼれ球をペナルティエリアの角で拾った岡山のMF末吉塁選手が意表を突いたループシュート。このボールが仙台のGK林彰洋選手の頭上を越えてゴールネット右隅に吸い込まれ岡山が先制します。

2点以上が必要になった仙台は、後半から投入されたMFオナイウ情滋選手にチャンスが訪れますが、岡山の守護神スベンド・ブローダーセン選手が好セーブ。得点を許しません。

すると後半16分、投入されたばかりの岡山のFWルカオ選手が中央で相手を引きつけ、右サイドのMF本山遥選手へパス。フリーになっていた本山選手はそのまま右足を振り抜くと、相手DFに当たって軌道が変わってゴールネットに吸い込まれ、岡山が貴重な追加点をあげます。

このリードを死守した岡山が2-0で勝利。2009年のJ2初参戦から16年で悲願のJ1昇格を決めました。

敗れた仙台は、4年ぶりのJ1昇格にあと一歩届きませんでした。
最終更新日:2024年12月7日 15:47
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