◇プロ野球・巨人春季キャンプ第5クール2日目(21日、沖縄)

プロ野球・巨人の田中将大投手がここまでを振り返り、手応えについて語りました。

第5クールに突入したキャンプを振り返り「順調」と語った田中投手。キャンプ初日から久保康生巡回投手コーチと取り組んでいる“フォーム改善”については「いろいろ調整しながらやっているので全てトントン拍子にいっているワケではないですけれども、そういう中で『これは違うな』というものだったり、『これはこういうイメージで投げればいいな』とか、久保コーチとすりあわせながら取り組めているので、そこらへんはすごくいい流れで進んでいるかな」と明かしました。

新フォームはこれまでより腕が10センチ以上高くあがっているそうで、自身の投球感覚もこれまでと全く違うと語った田中投手。18日は今キャンプで初のシート打撃に参加し、坂本勇人選手との対戦でも話題を集めました。

この日のシート打撃を振り返り「イマイチだった」とした田中投手。理由として「特にシート打撃の時は、フォームのことを考えすぎてフォームにつながりというか、連動が自分の中では感じられなかった。そこをもう少し出していきたいなと思っていますし、それもまた取り組んでいます」と語り、久保コーチにこの思いを伝え、改善に取り組んでいることも明かしました。

久保コーチへの信頼をのぞかせながらインタビューに応えた田中投手。最後にファンに向けて「いい姿をお見せできるように、日々練習に取り組んでいます。球場で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています」と笑顔を見せながらコメントしました。