名古屋出身・谷川萌々子選手が“なでしこジャパン”に選出!目指す先は「オリンピックで金メダル」

なでしこジャパンのメンバーに、名古屋市出身の18歳・谷川萌々子選手が選出された。小学生の頃には愛知の強豪・グランパスの育成チームでキャプテンを務め、なでしこジャパンでのプレーを“将来の夢”として語っていた萌々子選手。夢を叶えた18歳の若き選手が、パリオリンピックの切符を懸けて始動する。
名古屋出身18歳がなでしこジャパンに選出
2月8日、「日本サッカー協会」女子委員長・佐々木則夫氏らから、なでしこジャパンのメンバーが発表された。日本女子サッカーの、パリオリンピック出場権をかけた大切な最終予選。選出されたメンバーのなかに、名古屋出身の18歳・谷川萌々子選手の名前が挙げられた。
スポーツ記者の間では、“第二の澤穂希”と呼び声が高い谷川選手。中京テレビ「キャッチ!」では、小学校6年生の頃の谷川選手を取材していた。
男子チームで主将を経験!司令塔として活躍
取材当時、小学校6年生だった谷川選手が所属していたのは、なんと男子のクラブチーム。愛知の強豪・グランパスの育成チームで、チーム内の女子は谷川選手のみ。さらに、そのチームのキャプテンとして“司令塔”を務めていた。
理想のプレーについて、「得点につながるプレーをしたいし、自分で点を入れて勝ちたいです」と語っていた谷川選手。その目標を物語るように、試合では男子選手を鮮やかにかわし前線へのスルーパス、ワントラップで味方のゴールを演出。さらに、強烈なシュートも披露した。
当時取材をしていた元日本代表・北澤豪さんも谷川選手を評価。「右足も左足も、この子(谷川選手)使えるのね。なでしこジャパンに入った方がいいんじゃない?」と日本代表入りを期待していた。
「このあと勝つには何が必要?」という北澤さんの質問に対して、「遠くからボールをあげるのは難しいから、もっと最終ラインで崩して、確実にシュートを決めた方がいい」と的確に答えた谷川選手。小学生ながら客観的な視点で、“勝つために“必要なことを分析する姿が印象的だった。