銅メダル・宇野昌磨 「もっともっと練習してネイサン・チェンに近づきたい」
◆北京五輪・大会7日目(2月10日)、フィギュアスケート・男子シングルフリー
ショートプログラムで全体3位につけた宇野昌磨選手(24)がフリーに登場。ミスはあったものの粘りのある演技で銅メダルに輝きました。平昌五輪の銀メダルに続き2大会連続のメダル獲得となります。
フリーの演技を振り返って宇野選手は「久々の試合で体が思うように動かないくらい緊張していました」とコメント。2大会連続とはいえ五輪独特の緊張感があったことを明かしています。
一方で、銅メダルという結果については「素直にうれしいです。本当に緊張をしていたんで、全然あれよりも悪い演技をした可能性はあります。それでもそこでとどまったというのはよく練習してきたものが出たと思います」と喜びをあらわにしました。
また、約40ポイント差をつけられ優勝したネイサン・チェン選手(22、米)については「ネイサン選手は4年間であそこまでの位置、あそこまでの構成、力をつけたと思います。僕は今年やっとその舞台に立とうと練習してきました。ただ足りなかった。もっともっと練習して少しでもネイサンのような選手になれるように練習していきたいなと思っています」と語りました。
今後については「僕の目標は五輪というよりも選手としてもっとうまくなるという感じなので、どんどん成長し続けていきたいなと思います」とさらなる成長を誓いました。