日本では5年ぶりとなるBMXの世界大会「UCI BMX FREESTYLE WORLD CUP ENOSHIMA JAPAN」が24日、神奈川県藤沢市江の島にて行われ、フリースタイルパーク男子予選に中村輪夢選手（22）が4位入賞となりました。

1分間のランを2本行い、技の難易度などを競うBMXフリースタイルのパーク。

1本目のランで中村選手は、大会で初披露の大技「バックフリップ バースピン トゥー バースピンバック トゥー バースピン」を成功させます。後ろへ1回転しながらハンドルを左右に3度回転させる1度のジャンプで4つの技を行う高難度の技です。

2本目のランでは、セクションからセクションに乗り移る「トランスファー」という技で大きなジャンプ力を活かし、他の選手とは異なる独特なコース取りで差をつけました。

しかし結果は惜しくも4位。25日に決勝が行われる予定でしたが雨予報のため中止。この日の結果がそのまま最終結果となりました。

予選後のインタビューで中村選手は「やっぱり明日が雨っていうのもあって、トップスリーを目指してたんですけど、4位なので悔しい気持ちがいっぱい」と悔しさを滲ませます。それでも大会で初披露の大技を成功させ、「自信につながる」と手応えも口にしました。