ラグビー日本代表は9日(土)、世界ランキング3位の強豪・フランス代表と国立競技場で対戦します。

日本はフランスと過去に11回対戦していますが、1分10敗と1度も勝利したことがありません。初勝利を目指す日本の新たな切り札はリーグワン初代トライ王のCTB(センター)ディラン・ライリー選手です。

ライリー選手は187cm102kgの大型バックスで、1997年5月2日生まれの25歳。リーグワン2022では埼玉パナソニックワイルドナイツに所属し、13試合11トライを挙げました。さらに6月25日(土)のウルグアイとの試合では代表初トライを挙げるなど、今最も勢いに乗る選手の1人です。

2007年のワールドカップに日本代表として出場した大西将太郎さんは、ライリー選手について「ディフェンスが抜群に良い。攻撃面でもトライにつなげるスピードとフィジカル、突破力があるので、世界トップレベルのディフェンス力を誇るフランスを相手にしても、トライが期待できる」と語りました。

ライリー選手は23年のワールドカップについて「世界最高の選手と戦い、日本に恩返しを」と意気込みを語っており、メンバー入りが期待されています。

ライリー選手がCTBで出場予定の日本代表とフランス代表の一戦は9日(土)ごご2時50分、国立競技場でキックオフします。

【6・7月 日本代表のスケジュール】
6月18日(土)　ウルグアイ戦@秩父宮　○34-15
6月25日(土)　ウルグアイ戦@北九州　○43-7
7月2日(土)　 フランス戦@豊田　　　●23-42
7月9日(土)　 フランス戦@国立