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【ラグビー日本代表】世界ランキング2位フランスと激突 前半同点も後半突き放される 初勝利目指して9日に再戦

2022年7月2日 22:09
【ラグビー日本代表】世界ランキング2位フランスと激突 前半同点も後半突き放される 初勝利目指して9日に再戦
5本のキックを決め13得点のSO李承信選手【写真提供:齋藤龍太郎(楕円銀河)】
◇ラグビー リポビタンDチャレンジカップ2022 フランス代表戦 第1戦 フランス42-23日本(2日、愛知・豊田スタジアム)

ラグビー日本代表は2日(土)、世界ランキング2位の強豪・フランス代表と豊田スタジアムで対戦しました。

過去の対戦成績は1分9敗。初勝利を目指した日本は前半を13-13で折り返すなど善戦しましたが、後半はフランスの華麗なパス回しで一方的に試合を支配され、最終的に23-42で敗れました。

日本は、試合2日前に堀江翔太選手・齋藤直人選手・野口竜司選手、さらに試合前日に先発予定だった山沢拓也選手が、新型コロナウイルス陽性判定でチームを離脱する不測の事態に見舞われ、今回は代表キャップ数の少ないメンバーを中心に臨む一戦となりました。

キックオフ早々、まだ硬さの抜けない日本にフランスが襲いかかります。前半3分、テンポ良くパスをつながれ、昨年の世界年間最高トライ賞を獲得したWTB(ウイング)ダミアン・プノー選手が右サイドに駆け込みトライ。先制を許します。

対する日本は前半6分、山沢選手の代わりに先発出場したSO(スタンドオフ)李承信選手が、PG(ペナルティゴール)を決めると、前半14分には粘り強く攻撃を展開し、最後はNo.8テビタ・タタフ選手が相手のタックルをうまく外し逆転トライ。その後、両チームがPGを重ね、13-13の同点で前半を終えます。

歴史的初勝利への期待がスタジアムを包みましたが、後半は一方的な展開に。フランスが、SOマチュー・ジャリベール選手、FBメルヴィン・ジャミネ選手らを中心に、持ち前の早いサポートを生かした華麗なパス回しで4つのトライを記録し終始ゲームを支配。一矢報いたい日本も試合終了間際にシオサイア・フィフィタ選手がトライを奪いましたが、23-42で敗戦。歴史的な初勝利とはなりませんでした。

一方、フランスはこの1勝でテストマッチの連勝を「9」に伸ばしフランス代表の連勝記録を更新。自国開催となる23年W杯に向けて好調を維持しています。

日本の次戦は1週間後。7月9日(土)午後2時50分から国立競技場でフランスと再戦します。

【6・7月 日本代表のスケジュール】
6月18日(土) ウルグアイ戦@秩父宮 ○34-15
6月25日(土) ウルグアイ戦@北九州 ○43-7
7月2日(土) フランス戦@豊田 ●23-42
7月9日(土) フランス戦@国立

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