◇プロ野球オープン戦　楽天 3-2 中日（21日、バンテリンドーム）

中日・高橋宏斗投手が21日の楽天戦に先発登板。2024年ドラフト1位で楽天に入団した宗山塁選手との同学年対決が実現しました。

待望の対決は、宗山選手が1番に起用されたこともあり、試合の幕開けを飾ります。第1打席の初対戦は、高橋投手の外角低めのスプリットで空振り三振。続く3回表の対戦でも、150kmの直球で宗山選手をセカンドゴロに打ち取りました。高橋投手が4回で降板したこともあり、対戦はここまで。注目の初対戦は、高橋投手に軍配が上がりました。

中日の公式YouTubeでは試合後の高橋投手のインタビューも公開。

小学生の頃から宗山選手の存在を知っており、試合前から対戦を楽しみにしていたという高橋投手は「打席の中の雰囲気だとか、オープン戦の結果とかを見ても、やっぱりいいバッター、勝負強いバッターだなと感じました」とコメント。

今後の対戦については「リーグが違うので少ない対戦にはなると思うんですけど」とした中で「自分の出せる全力で抑えたいなとは思いますし、これから楽天のリードオフマンになっていくと思うと怖い存在なので、僕も負けないように頑張りたいなと思います」と語りました。

互いに侍ジャパンへの選出経験もある2人。ともに日の丸を背負う可能性について触れられると、高橋投手は「まずは自分がしっかりと実力をつけることだけに専念して、相手がどうとか考えずに、僕は必死に頑張りたいなと思います」と力強く語りました。