◇バスケットボール ウインターカップ男子準々決勝　福岡大学附属大濠高等学校81-77美濃加茂高等学校(27日、東京体育館)

高校バスケットボール「冬の日本一」を決めるウインターカップ。27日に準々決勝が行われ、前々回王者の福岡大大濠が岐阜の美濃加茂との接戦を制し、2年ぶりのベスト4入りを決めました。

福岡大大濠は試合開始早々、美濃加茂の猛攻に苦しみ18-33と大きくリードを許し、第1クオーターを終えます。

それでも第2クオーター、福岡大大濠は、渡邊伶音選手が3Pシュート2本を含む13得点をあげ、46-49と一気に点差を詰め、前半を3点ビハインドで終えます。

第3クオーターは両者共に譲らず、点を取っては取り返すシーソーゲームとなります。このクオーターを62-63で終え、福岡大大濠は1点ビハインドで最終クオーターへ。

そして迎えた第4クオーター。開始早々、福岡大大濠は広瀬孝一選手の2Pシュートでリードを奪うと、試合時間残り5分の時点で74-73と1点をリードします。しかし美濃加茂も食らいつき、フリースローなど連続得点で再逆転。それでも残り2分となったところで再び広瀬選手が2Pシュートを決め、福岡大大濠が試合をひっくり返すと、最後は渡邊選手のフリースローで勝負あり。

試合は81-77で福岡大大濠の勝利となりました。福岡大大濠・渡邊選手は両チーム最多25得点を決め、チームの2年ぶりのベスト4進出に大きく貢献しました。