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「出場を諦めようとした」マススタート一戸誠太郎 仲間の支えで滑りきり8位入賞

2022年2月20日 0:07
「出場を諦めようとした」マススタート一戸誠太郎 仲間の支えで滑りきり8位入賞
スピードスケート・男子マススタートで8位入賞を果たした一戸誠太郎選手(写真:ロイター/アフロ)
北京五輪・大会16日目(2月19日)スケート・スピードスケート・男子マススタート決勝

一戸誠太郎選手が19日、スピードスケート男子マススタートの決勝に出場し、8位入賞を果たしました。

マススタートはその名の通り、集団が一斉にスタートする競技です。4周ごとに3位までにポイントが付与され、16周を走り終わった合計ポイントで競います。4周、8周、12周目を終えた時点での通過順で先着3選手にそれぞれ3、2、1ポイントが与えられます。ゴール時のみ1位が60ポイント、2位が40ポイント、3位が20ポイントと点数が異なるため、メダル獲得にはゴール時点で3位以内に入ることは必須条件ですが、中間スプリントでの得点は入賞には大きく関わってきます。

一戸選手は4週目の中間スプリントで一気に前に出て、1位で通過、3点を獲得しました。最終的には8位でゴールし、そのまま最終順位も8位としました。

◆一戸誠太郎選手インタビュー

――8位入賞。振り返っていかがですか?

「このレースは、メダルとか結果とか何も考えずに自分の今できる一番楽しめるレースをしようと心がけてスタートラインに立ったので、レース中は楽しくて。1500mで味わった悔しさがどうしても自分の中では大きくて、マススタートの出場を諦めようとしたんですけど、仲間の支えだったりがあってどうにか滑りきることができました。日本で応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました!」
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