◇アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024 準決勝 日本代表49ー27サモア代表（15日、秩父宮ラグビー場）

日本代表が世界ランキングで上回るサモア代表に勝利を収め、決勝進出を決めました。スクラムハーフでスタメン出場した藤原忍選手は後半18分にクイックスタートから激しい攻防の中、素早いステップで相手の隙を突き、代表初トライをあげました。

試合後、藤原選手は自身の代表初トライについて「うれしい気持ちでいっぱいですし、フォワードの選手が一人一人の役割を果たしてくれたから僕のトライが生まれたと思います」とトライの場面を振り返りました。

また、トライした瞬間には地面をたたきながら喜びをあらわにした藤原選手。「あそこは日本としてもしんどい時間にトライできたということがうれしくて、たたきました」とコメント。

加えて、「サモアはすごくフィジカルできますし、キックも上手に使ってくるということで、僕たちは最初風下からスタートしたんですけど、負けずにフィジカルで戦ってキックも上手に使いながらフォワードとバックスで連携とりながらやるということは決めてやりました」と試合中の狙いについて語りました。