◇プロ野球セ・パ交流戦 日本ハム2-1中日(16日、バンテリンドーム)

日本ハムの上沢直之投手が、8回112球の力投でリーグトップに並ぶ6勝目を挙げました。

2回に細川成也選手の8号ソロを浴び先制を許しますが、自らバットで援護。

3回1アウト2塁で迎えた第1打席では、レフト前へ5年ぶりのヒットを記録。直後に加藤豪将選手の犠牲フライですぐさま追いつきました。

お立ち台では、「打席に立ったら1人の打者として仕事がしたいと思っていた最高の結果になってよかった」と笑顔で“打者・上沢”を振り返ります。

その後は3～6回まで無安打投球。7回は連続四球などで1アウト満塁としますが、ここから三振とピッチャーゴロで無失点に切り抜けると、8回も「0」を刻みました。

「自分で作ったピンチだったのでチームに迷惑かけないようにと思って頑張りました」と力強い言葉を残した上沢投手。

これでリーグトップに並ぶ6勝目。チームの連敗を3で止めた頼れる右腕は、「まだまだこれから勢いづいて、もっと勝っていきたい」とさらなる活躍を意気込みました。