【ラグビー日本代表】ジャッカル姫野和樹 情熱でチームを引っ張る 全選手紹介#1
■日本史上初のベスト8進出の立役者 代名詞はジャッカル
13歳でラグビーを始めた姫野選手。高校では愛知の名門・春日丘高校に進学。さらに高校3年生の時には、U20セブンズ日本代表にも選ばれました。
大学はラグビー強豪校・帝京大学に進学。すぐに頭角をあらわし、最終学年には、帝京大学の大学選手権8連覇に大きく貢献しました。
社会人になると、強豪トヨタに加入。新人となる1年目からチームのキャプテンに就任。このとき、日本代表に初選出も果たし、初キャップを獲得しました。
迎えた2019年のW杯日本大会。5試合すべてで先発出場。そこで『ジャッカル』を世に広げる活躍を見せ、チームの主力として、ベスト8進出に大きく貢献しました。
2021年には1シーズンのみではありますが、ニュージーランドのハイランダーズに加入。新人賞を獲得するなどの活躍をみせ日本の国内リーグに復帰。22-23シーズンでは、フランカーとしてリーグワンのベスト15に選出されました。
そして、現在日本代表には欠かせない選手となっています。
■“ボロボロのスパイク”を見て初心に…
姫野選手が大事にしているものは、大学生の時に使っていたスパイク。現在スパイクは提供されているといいますが、学生当時は裕福ではなかったと言います。
姫野選手は、「ボロボロのスパイクを見つめて初心にかえる。そのスパイクを捨てるときは引退するとき」と、現在ラグビーを続けていく上で支えになっているものだといいます。
■「パッション」キャプテンとしてチームに愛情を注ぐ
7月から行われた日本代表のテストマッチでは、初めてキャプテンを務めた姫野選手。
キャプテンのポリシーとして「パッション(情熱)」をキーワードにあげています。
姫野「自分のリーダーシップ、情熱を燃やして愛情を注ぐ。国を代表してラグビーができる思いには強いものがある。このチーム、この国が好き。それだけで僕の中では情熱的になれる要素だと思っている」
そう強く語った姫野選手。本大会でも情熱あるキャプテンシーにも期待がかかります。
◇姫野和樹選手
主なポジション:フランカー、No.8
生年月日:1994年7月27日
所属チーム:トヨタヴェルブリッツ
身長:187センチ
体重:108キロ
出身地:愛知
出身校:春日丘高校→帝京大学
◇日本代表のW杯スケジュール(日本時間)
9月10日 VSチリ
9月18日 VSイングランド
9月29日 VSサモア
10月8日 VSアルゼンチン