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【箱根駅伝】日テレ担当アナが紹介・國學院大學 有力選手ずらり 大学史上初の総合優勝へ・・・鍵は往路の「山」

2022年12月25日 8:03
【箱根駅伝】日テレ担当アナが紹介・國學院大學 有力選手ずらり 大学史上初の総合優勝へ・・・鍵は往路の「山」
【箱根駅伝】大学紹介・國學院大学
1月2日、3日に行われる第99回箱根駅伝。これまで各出場チームの総力取材を続けてきた日本テレビのアナウンサー陣が、自身の担当するチームの注目選手や見どころを紹介します。

今回は中野謙吾アナウンサーが、前回大会総合8位の國學院大學を紹介します。

中野アナは今シーズンの國學院大學を、「もはやダークホースではない」と評します。

出雲・全日本で2位 実力が結果に表れた今シーズン

7年連続16回目の箱根駅伝出場となった國學院大學。前回大会は往路4位ながら、復路が振るわず総合8位。4年連続シード権獲得と、実力はあるものの優勝には届いていませんでした。しかし今年度、三大駅伝である出雲駅伝、全日本大学駅伝で共に2位。箱根駅伝にも期待が高まる好成績を残しています。

チームを引っ張る「4本柱」

中野アナが注目するのは「4本柱」と言われる4人の選手たち。

1人目はキャプテンの中西大翔選手。「4年生として背中でチームを引っ張る、本当に優しさあふれるキャプテンです」。そして2人目は3年生の伊地知賢造選手。前田監督いわく「パワーあふれる筋肉マン。どこでも走れる、特に向かい風に強い」選手です。

3人目は2年生の平林清澄選手。「延期になってしまったんですけれども、今年のFISUワールドユニバーシティゲームズ(学生を対象とする国際大会。前ユニバーシアード)の代表にもハーフマラソンで選ばれて、長距離や前回の箱根でも好走を見せている選手です」。そして最後の1人が、2年生の山本歩夢選手。「今シーズン、ハーフマラソンで日本学生選手歴代2位のタイムを出しまして、非常に好調」だということです。

「この『4本柱』が國學院大を引っ張る」と太鼓判を押します。

「4本柱」だけじゃない!新入生加入で厚みを増した選手層

さらに今年は有力な1年生が数多く入っているそう。

「エントリーされている選手の中では、沖縄出身の上原琉翔選手と嘉数純平選手。沖縄ならではの強い気持ちを持った選手なんです。そして実はもう1人、青木瑠郁選手。1年生ながら全日本大学駅伝の5区でなんと区間賞を取りました」

「4本柱」に加えて1年生の3人。中野アナは「戦力としては非常に充実していて、すでにダークホースとは言えない存在。優勝候補と言っても間違いない」と力を込めました。

大学史上初の総合優勝へ 鍵は往路の「山」

前田監督は「まず総合優勝を取るためには往路での優勝が必要」だと語ります。

また、中野アナは「今回國學院大學、山に自信を持っております。優勝候補と言われる駒澤大学、青山学院大学、こういったところに仮に1分半遅れていたとしても山で逆転できるという自信を持っている」と分析します。

大学史上初の総合優勝も見えている國學院大學。どんな快走を見せるのか、注目です。

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