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【陸上】「過去最高の選手になりたい」青山学院・鶴川正也 中央・吉居とのエース対決制し青学新記録「喜びが爆発しちゃいました」【MARCH対抗戦】

2024年11月24日 8:05
【陸上】「過去最高の選手になりたい」青山学院・鶴川正也 中央・吉居とのエース対決制し青学新記録「喜びが爆発しちゃいました」【MARCH対抗戦】
青学新記録をマークした鶴川正也選手(中央)
◇陸上・MARCH対抗戦2024(23日、町田GIONスタジアム)

今年で4回目の開催となった、陸上・MARCH対抗戦。10000mのレースが4組行われ、各大学上位10名の合計タイムによって優勝を争います。

各大学のエースが集結した最終4組では、青山学院大学4年の鶴川正也選手が27分43秒33の青学大新記録をマークし、個人優勝を飾りました。

これまで活躍を期待されながらも、度重なる故障に苦しんできた鶴川選手。

復活のシーズンとなった今年は、5月の関東インカレ5000mで初優勝を果たすと、6月の日本選手権5000mでは4位に入り13分18秒51の日本学生新記録(当時・屋外)をマークするなどトラックシーズンから活躍。駅伝シーズンに入っても、その活躍ぶりは健在で、出雲駅伝、全日本大学駅伝ではともに区間賞を獲得しています。

「トップをとるという気持ちで挑んだ」というこのレースは、終盤まで3年生の黒田朝日選手が引っ張る展開に。

「後輩の黒田くんが最後までずっと引っ張ってくれたので、4年生、先輩として、最後は絶対に勝ちきろうと思って走りました」と最後は気迫のスパート。中央大学のエース・吉居駿恭選手(3年)とのデッドヒートを制し、「本当にタイムも結構よかったので喜びが爆発しちゃいました」と充実の表情を見せました。

これまで箱根駅伝では出走がなかった鶴川選手は、今回がラストチャンス。

「過去最高の選手になりたいと思っているので、箱根駅伝で青山学院大学の歴代の先輩を越えるような走りをしていきたいです」と意気込みを語り、「自分の走る区間で、区間賞は当たり前なんで、区間2位の選手を1分以上離すような走りをします」と力強く宣言しました。
最終更新日:2024年11月24日 8:05