21日に亡くなった工藤壮人と同僚の佐々木翔「力をいただいて結果を出せた」広島がルヴァン初制覇
サンフレッチェ広島の佐々木翔選手
◇サッカー JリーグYBCルヴァンカップ決勝 サンフレッチェ広島2-1セレッソ大阪(22日、国立競技場)
サンフレッチェ広島(広島)が、セレッソ大阪(C大阪)に劇的逆転勝利で、ルヴァンカップ初優勝を成し遂げました。
試合前日となる21日に、2017年から2年間広島に所属し、32歳で亡くなった工藤壮人選手への黙とうから始まった決勝戦。
広島とC大阪の両チーム得点を奪えないまま迎えた後半8分。広島の佐々木翔選手のバックパスを、C大阪の加藤陸次樹選手が奪い、そのままシュートし得点。C大阪が先制します。
広島は何度もC大阪ゴールに迫りますが、なかなか得点を奪えませんでした。
しかし広島は、後半アディショナルタイムに、PKを獲得。途中出場のピエロス・ソティリウ選手が冷静に決め同点に追いつくと、さらにその5分後にもピエロス選手がコーナーキックから、右足の技ありシュートで逆転。広島は劇的逆転勝利でルヴァンカップ初制覇を成し遂げました。
試合後涙を流した、広島のキャプテン佐々木選手。「うれし涙は人生で初めて。最高にうれしいです」と語りました。
自らのミスから失点を許したことについて、「僕の責任で。僕の力のなさで敗戦してしまうのかと試合中に思ったこともあった」と振り返りました。
また21日に亡くなった工藤選手とは、広島でチームメートだった佐々木選手。「僕らに今できることは、彼(工藤選手)の分もサッカーを続けて、結果を出すこと。僕らにできることは非常に限られている。ただ、最後、僕らの力っていうよりも、彼(工藤選手)から力をいただいて結果を出せた」と言葉をつまらせながら語りました。
サンフレッチェ広島(広島)が、セレッソ大阪(C大阪)に劇的逆転勝利で、ルヴァンカップ初優勝を成し遂げました。
試合前日となる21日に、2017年から2年間広島に所属し、32歳で亡くなった工藤壮人選手への黙とうから始まった決勝戦。
広島とC大阪の両チーム得点を奪えないまま迎えた後半8分。広島の佐々木翔選手のバックパスを、C大阪の加藤陸次樹選手が奪い、そのままシュートし得点。C大阪が先制します。
広島は何度もC大阪ゴールに迫りますが、なかなか得点を奪えませんでした。
しかし広島は、後半アディショナルタイムに、PKを獲得。途中出場のピエロス・ソティリウ選手が冷静に決め同点に追いつくと、さらにその5分後にもピエロス選手がコーナーキックから、右足の技ありシュートで逆転。広島は劇的逆転勝利でルヴァンカップ初制覇を成し遂げました。
試合後涙を流した、広島のキャプテン佐々木選手。「うれし涙は人生で初めて。最高にうれしいです」と語りました。
自らのミスから失点を許したことについて、「僕の責任で。僕の力のなさで敗戦してしまうのかと試合中に思ったこともあった」と振り返りました。
また21日に亡くなった工藤選手とは、広島でチームメートだった佐々木選手。「僕らに今できることは、彼(工藤選手)の分もサッカーを続けて、結果を出すこと。僕らにできることは非常に限られている。ただ、最後、僕らの力っていうよりも、彼(工藤選手)から力をいただいて結果を出せた」と言葉をつまらせながら語りました。