◇プロ野球セ・リーグ　阪神-巨人(24日、甲子園球場)

阪神の漆原大晟投手が、緊急登板で好リリーフを見せました。

両者無得点の5回、先発の及川雅貴投手が泉口友汰選手に先制のタイムリーヒットを浴びると、1アウト1塁の場面で、9番・戸郷翔征投手に対しての1球目を投じた後に緊急降板。2番手としてマウンドに上がった漆原投手はその後2アウト1、2塁としましたが、坂本勇人選手をショートゴロに打ち取り、無失点で切り抜けます。

漆原投手は続く6回もマウンドへ。1アウトから連打で1、3塁とピンチを招きましたが、岸田行倫選手には低めの変化球でサードゴロに打ち取りダブルプレー。1回2/3を投げて無失点でした。

2018年に育成ドラフト1位でオリックスに入団。オフに現役ドラフトで加入した右腕は、今季13試合で防御率1.20と新天地で輝きを放っています。