◇MLB　レッドソックス6-5タイガース(日本時間28日、米・フロリダ州)

MLB・タイガースの前田健太投手はこの日、自身2度目のオープン戦に3回から登板し、試合後コメントしました。

3回から2番手としてマウンドに上がった前田投手は3回を三者凡退で終えると、4回もノーアウト1、3塁とピンチを招きながらも無失点。しかし5回にはホームランなどで3点を失い、3回50球を投げて被安打5、5奪三振、3失点という内容でした。

この日のピッチングについて前田投手は「いいボールも悪いボールもありましたし、 結果だけ見ると悪いと思いますが、投げている感覚も悪くはありませんでした。いい調整でした」とコメントしました。

この日最速92.7マイル(約149キロ)だったストレートについては「前回と同様、いい感覚で投げることができています。 ただ、投げるコースや高さも大事になってくるので、そのあたりを意識しながら投げていきたいと思います」と語りました。

また、ヒンチ監督は前田投手について、「今日はスライダーが多かったです。正しい評価をするにはもう少し時間をかけます。失点もありましたが、彼は3イニングを投げきり、自分の投球をし続けました。今はそこまで厳しい評価はしていませんが、彼がゴロアウトを取れたり、空振りも取れるのは知っています」とコメントしています。

ヒンチ監督によれば引き続き前田投手を先発起用する方針ではあるものの、遠征先での先発登板回数を減らしたい意向があり、この日はホームでリリーフでの起用になったとのことです。