MLB・タイガースの前田健太投手が、日本時間23日のチームのオープン戦初戦に先発登板。ロンバート代理監督が試合後のインタビューに応えました。

タイガース2年目となる前田投手は、この日今季初のオープン戦のマウンドへ。初回から1番・ロハス選手を3球で三振に仕留めると、2番・スコット選手も3球目でセカンドゴロ、3番・ボム選手からも5球目で三振を奪う完璧な立ち上がりを見せます。さらに2回も先頭から2者連続三振を奪い三者凡退。球速は93.7マイル（約150.8キロ）を出すなど、2回30球を投げ4奪三振無安打無失点の投球を披露しました。

この日は代理監督を務めたロンバート氏は「とても良かった。球速は昨年90マイル台を出すのに2か月かかっていたので今日の時点で92マイル(約148キロ)出ていたのは昨年より調子がいい。4奪三振もして6打者中3人が初球ストライクから始まったのも素晴らしかった」と称賛。

昨季は3勝7敗、防御率6.09の成績。キャンプインには“勝負の年”と話した36歳について、「ドジャースの頃も見ていたのでケンタとは付き合いが長く、いいところも悪いところも見てきた。すごく努力をしているのも知っているし、今キャンプの調子がいいのでいい状態にいると思う」と状態のよさを語りました。