J2首位の町田ゼルビアは6日、同じくJ2で2位につける東京ヴェルディからMFバスケス・バイロン選手を完全移籍で獲得することを発表しました。

チリ出身のバスケス選手は高校時代を強豪校・青森山田高で過ごしました。今年から町田を指揮する高校時代の恩師・黒田剛監督のもとで再びピッチに立つことになります。

首都のクラブ同士。同じリーグの首位クラブへの2位のクラブからの移籍。しかもシーズン真っ只中にJ1昇格を争うライバルの間での移籍ということで物議を醸しています。

バスケス選手はツイッター上で「この決断は本当に悩みに悩んで、自分でした決断です。みなさんそれぞれの反応や意見はあると思いますが、全てをパワーに変えてこれからも自分らしく頑張っていきます。どうか陰ながらでもいいので応援を宜しくお願いします」と自身の決断を説明しました。

SNSでは「プロでやってる以上、上を目指すのは当然でしょ」や「2位チームから1位チームへの禁断の移籍」など、賛否両論のコメントが寄せられています。