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【ラグビーW杯】代表を退く流大「心置きなく引退できる」次世代SHの齋藤直人&福田健太に期待寄せる

2023年10月12日 11:30
【ラグビーW杯】代表を退く流大「心置きなく引退できる」次世代SHの齋藤直人&福田健太に期待寄せる
サモア戦後の齋藤直人選手と流大選手(写真:松尾/アフロスポーツ)
ラグビー日本代表は11日、ワールドカップ(W杯)開催地・フランスから帰国。記者会見では今大会限りで代表引退を明言した副主将の流大選手が後輩たちへ期待を込めました。

ラグビー日本代表は予選プール4試合を戦い抜き、2勝2敗の成績の3位となり、惜しくも2大会連続の決勝トーナメント進出とはなりませんでした。

今大会を持って現役引退を公言した流選手はワールドカップの激戦を終え、チームメートであり、同じポジションとして競い合った齋藤直人選手への思いを語りました。

スクラムハーフの流選手は、けがの影響もありグループリーグ第3戦のサモア戦以降は欠場。第3戦以降、空いてしまったスクラムハーフの穴は齋藤選手が埋めることとなりました。

齋藤選手は第3戦のサモア戦、第4戦のアルゼンチン戦に先発出場し、エネルギッシュなプレーで日本をリード。チームの躍進に大きく貢献。流選手は「これ以上ないプレーをしてくれて心の底からうれしかった」と齋藤選手の活躍を振り返り、「これで心置きなく引退できるなと思いました」と後輩への信頼を口にします。

また、次のワールドカップである2027年大会に向けては「直人や福田健太が中心となって次の大会で活躍してくれることを願っていますし、彼らが日本ラグビーを引っ張ってほしいなと思います」と次世代のスクラムハーフに期待を寄せました。

今後の日本代表については「テストマッチの数を増やしたり、日本ラグビーが強度高い中で試合をできるシステムや仕組みを作っていただいたりすることで、若い選手がいろんな経験をしていくことができると思います」と課題も分析。

また、「若い選手たちは、姫野や松島幸太朗のように、海外に出てタフな環境に身を置くことも一つだと思う。自分のモチベーションや気持ちに対して遠慮せずにどんどん挑戦してほしいと思います」と期待を寄せました。
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