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女子W杯開幕戦で日本人女性審判3人がジャッジ 山下良美主審が史上初の…

2023年7月21日 18:17
女子W杯開幕戦で日本人女性審判3人がジャッジ 山下良美主審が史上初の…
サッカー女子W杯開幕戦でホイッスルを吹いた山下良美主審(写真:アフロ)
20日に開幕したサッカー女子ワールドカップで史上初、日本の女性審判員が開幕戦の審判を務めました。

オーストラリアとニュージーランドの共同開催で行われる今大会。開幕戦はニュージーランドとノルウェーの一戦になりました。この試合で審判を務めたのは日本人女性審判。山下良美主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審の3人の日本人が開幕戦のピッチで笛を吹きました。

主審を務めた山下主審はJリーグ史上初の女性主審をつとめるなどパイオニアとして活躍。さらに去年の男子ワールドカップでは、史上初の女性審判員として世界最高峰の舞台に立ちました。

以前のインタビューでは「女性活躍や女性進出という点でサッカーがスポーツを引っ張っていく」と強い思い語っていた山下主審。開幕戦は4万人を超える大観衆の中、山下主審のホイッスルでキックオフ。試合では史上初の出来事が起きました。

ニュージーランドへのPKの判定をVAR検証をする場面。今大会からVAR検証後、主審が判定内容を場内アナウンスすることになり、山下主審が史上初の場内アナウンスを行いました。

ワールドカップの歴史に新たな1ページを記した一戦。試合は共催国のニュージーランドが勝利しました。