【体操】岡慎之助は鉄棒金も「自分が取って喜んでいいのか」複雑な心境 ともに戦う杉野正尭を思いやる
競技を終えて、杉野正尭選手と岡慎之助選手が抱擁(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
◇パリオリンピック2024 体操男子種目別鉄棒決勝(大会11日目=日本時間5日、ベルシー・アリーナ)
体操男子種目別鉄棒決勝では、岡慎之助選手が14.533をマークし、金メダルを獲得。「ミスなく演技できたことがこの金メダルにつながった」と振り返りました。
すでに団体と個人総合で金メダルを獲得しており三冠を達成。日本勢では1972年に行われたミュンヘン五輪に出場した加藤沢男さん以来、52年ぶりの快挙でした。またこの日は種目別平行棒でも銅を獲得と4つのメダルをつかんでいます。
体操競技の最終日もわかせた20歳は、「本当に何が起こるかわからない状況でミスなく演技できたことがこの金メダルにつながった」と語りました。
一方、団体金メダルのメンバーである杉野正尭選手もこの試合に出場。団体では岡選手を超える記録を出していましたが、着地で体勢を崩すなどミスが相次ぎ、11.633の7位。悔しがる杉野選手を岡選手が抱擁する姿がありました。
この日、鉄棒で金メダルをつかんだ岡選手ですが、「結果が出たときは喜びづらいというか、鉄棒でメダルというのをあまり意識していなかったので、本当にチームメートである杉野選手に金メダルを取ってほしいという気持ちがすごい強かったので。自分が取って喜んでいいのかわかんないなという気持ちでしたね」と複雑な心境も明かしました。
一方、平行棒の銅メダルについては、「自分らしい演技で最後着地まで決めることができたので、本当に良かったなと思っています」と振り返りつつも、「これだと中国の選手に平行棒では勝てないので、頑張っていきます」と決意を新たにしました。
体操男子種目別鉄棒決勝では、岡慎之助選手が14.533をマークし、金メダルを獲得。「ミスなく演技できたことがこの金メダルにつながった」と振り返りました。
すでに団体と個人総合で金メダルを獲得しており三冠を達成。日本勢では1972年に行われたミュンヘン五輪に出場した加藤沢男さん以来、52年ぶりの快挙でした。またこの日は種目別平行棒でも銅を獲得と4つのメダルをつかんでいます。
体操競技の最終日もわかせた20歳は、「本当に何が起こるかわからない状況でミスなく演技できたことがこの金メダルにつながった」と語りました。
一方、団体金メダルのメンバーである杉野正尭選手もこの試合に出場。団体では岡選手を超える記録を出していましたが、着地で体勢を崩すなどミスが相次ぎ、11.633の7位。悔しがる杉野選手を岡選手が抱擁する姿がありました。
この日、鉄棒で金メダルをつかんだ岡選手ですが、「結果が出たときは喜びづらいというか、鉄棒でメダルというのをあまり意識していなかったので、本当にチームメートである杉野選手に金メダルを取ってほしいという気持ちがすごい強かったので。自分が取って喜んでいいのかわかんないなという気持ちでしたね」と複雑な心境も明かしました。
一方、平行棒の銅メダルについては、「自分らしい演技で最後着地まで決めることができたので、本当に良かったなと思っています」と振り返りつつも、「これだと中国の選手に平行棒では勝てないので、頑張っていきます」と決意を新たにしました。