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【男子バレー】日本がスロベニアを下しパリ五輪の切符をつかむ どん底から4戦連続ストレート勝利

2023年10月7日 20:57
◇FIVBパリ五輪予選ワールドカップバレー2023 プールB 日本3-0スロベニア(7日、国立代々木競技場 第一体育館)

男子バレーボール、日本がスロベニアをストレートで下し、パリ五輪の切符をつかみました。

上位2チームにパリ五輪の出場権が与えられる8チームの総当たり戦。4勝1敗で2位のバレーボール男子日本代表(世界ランク4位)は同じく4勝1敗の3位スロベニア(世界ランク7位)と対戦。日本はストレート勝ちでパリ五輪の2位以上が決まる一戦でした。

第1セット、開始早々に2連続でサーブミスのあった日本は、5連続ポイントを奪われる展開に早くもタイムアウトを取ります。流れを変えたのは守り。MB(ミドルブロッカー)高橋健太郎選手やMB小野寺太志選手が相手の勢いを止める完璧なブロックを決めるなど徐々に点差を詰めると、OH(アウトサイドヒッター)石川祐希選手のブロックで16-16と追いつきます。さらにここからOH石川祐希選手が2連続でスパイクを決めて、最大5点差をはね返し第1セットを25-21で先取します。

第2セット、身長175センチのS(セッター)関田誠大選手が約30センチ上回る相手のスパイクに鮮やかなブロックを決めるなど、堅い守りをみせる日本。しかし、第1セット同様サーブミスが目立つ日本に対して、スロベニアのサーブに苦しみ、互いに譲らず18-18と大接戦が続きます。それでもOH高橋藍選手が豪快なスパイクをたたき込むと直後にはブロックも成功。最後は、OP(オポジット)西田有志選手がこの試合9本目のスパイクを決めて25-22でセットを連取しました。

とればパリ五輪が決まる第3セットも中盤まで互いに譲らぬ展開。14-14の接戦から相手のサーブミスで逆転すると、OH高橋藍選手のスパイクが決まるなど3連続ポイント。その後もOP西田有志選手が11本目のスパイク、OH石川祐希選手が13本目のスパイクを決めてマッチポイントとすると、最後は相手のサーブミスで25-18でスロベニアを下しました。

今大会の船出は簡単なものではありませんでした。第1戦ではフィンランドに2セットを先取しながら、フルセットの辛勝。第2戦ではエジプト戦では2セットを先取しましたが大逆転負けで、早々に窮地に立たされていました。それでもどん底から息を吹き返すように4試合連続ストレート勝利で、パリへの切符をつかみました。

【日本代表の日程と結果】
9月30日(土)○3-2 フィンランド
10月1日(日)●2-3 エジプト
10月3日(火)○3-0 チュニジア
10月4日(水)○3-0 トルコ
10月6日(金)○3-0 セルビア
10月7日(土)○3-0 スロベニア
10月8日(日)アメリカ
最終更新日:2023年10月7日 21:39
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