プロ野球・オリックスは1日、元日本ハムの中村勝投手(30)を育成選手として獲得したと発表しました。

中村投手は埼玉・春日部共栄高出身。2009年ドラフト会議で日本ハムから1位指名を受けてプロ入り。5年目の2014年には8勝を挙げるなど活躍を見せましたが、その後は成績が振るわず19年オフに戦力外通告を受けて退団していました。

20年9月からはオーストラリアのブリスベン・バンディッツでプレー。21年2月に日ハム時代の同僚であるL・メンドーサ氏の誘いを受け、メキシコのグアダラハラ・マリアッチスに移籍していました。

グアダラハラ・マリアッチスでは昨季9試合に登板し、8勝を挙げるなど好成績を残していた中村投手。メキシコのプロ野球リーグ・メキシカンリーグの最優秀投手に選出されていました。

中村投手は2月18日に自身のTwitterでオリックスの入団テストを受けると公表。「頑張れ～！信じているよ」「NPB復帰楽しみにしています」などファンの応援コメントを受け、入団テストに臨んでいました。